中長期保管後の始動性が良くなく、始動後もしばらく未燃焼オイルを排出する「煙モクモク儀式」が必要でした。だんだん悪化してきている。
また、過去2回ほど、ウォーターハンマーならぬオイルハンマーが発生。キックが下りなくなり、掃気や圧縮が出来なくなったことがあります。その際は、プラグを外して鬼キックし、おそらくクランク室に溜まっているであろう液体を、とりあえずプラグホールからドボドボ排出しました。
排出物の手触りが明らかにガソリンではないこと。ミッションオイルが減っていないこと。色的に冷却水は混入しいていないこと。保管後の始動性の悪さ加減と大量の煙の良い香り。走行距離に対して極端に多い2サイクルオイルの減り具合。
これらを総合し、チェックバルブが故障し、エンジン停止時にも、2サイクルエンジンオイルが点滴のようにポタポタ落ちて、クランク室に溜まっていると判断。交換だ!
↓原因と思わしきチェックバルブ
交換後は、高回転・中回転・アイドリング付近でオイルが来てる感を確認しつつ試走。放置後のエンジン始動でも、儀式は不要になりましたあああああ!
ほかにも儀式はあるけど、とりあえず無駄なオイルを垂れ流す事は無くなりましたあああ!
~以下作業風景~
↓準備した純正部品
↓インシュレータのニップルをキレイキレイ
↓インシュレータを痛めないように
↓少しずつ抜いていき
↓おお抜けてきたよ
↓ポローン
↓外せたよー
↓左新品バルブ 右故障バルブ
まずは新品のチェックバルブ下側を口に加え、吸ってみました!かなり吸って負圧を作らないとバルブが開きません。また、逆方向へは流れませんでした。
一方取り外したチェックバルブは少々詰まったストローのように、どっち方向にもバルブは開きっぱなしになっていて、スースーでした。こりゃ2サイクルオイルがポタポタ落ちるわけだわな。
↓チェックバルブ・2サイクルオイルラインをセット
↓各クランプを装着して作業完了
チェックバルブ交換時のメーター
メータ19,787km 購入時 12,500km わたくし 7,287km
めざせKDXちゃん20,000km!
以上