フロントブレーキに関しては、前回のブレーキパッド交換以降、特にトラブルはありませんが、せっかく購入したフルードを未使用のまま劣化させるのも勿体ないので、今回交換を行いました。
話は脱線しますが、お盆に取り付けたUSB電源が捗っています。
ずいぶん前、ハンドル左側にスマホのホルダを取り付けましたが、やはりGPS等の機能を使用すると、すぐに電池が消耗し、困っていました。
↓スマホホルダ右下に設置したUSB電源
私のスマホは防水ではありませんので、雨天では利用できませんが、予備の電池を準備する必要が無くなり、非常に捗っています。取り付けの記事はコチラ
さてさてフロントブレーキのフルード交換。
交換後、フィーリングに特段変化は感じませんでしたが、交換時期を明確化できた事と、リヤとは異なる若干の苦労点を習得できたので、良かったです。
以下作業風景
まずはフロントブレーキのガードを取り外し、キャリパーの、ブリードバルブを確認します。 バルブ自体の構造はリヤと同じです。
↓フロントブレーキのガードを外す
↓フロントブレーキのブリードバルブ
ここに排出用のチューブを接続し、交換の準備をします。
次に、フロントマスターシリンダの、リザーバタンクのフタを開けます。
↓リザーブタンクのフタ
写真でも解るとおり、アクセルワイヤーと干渉し、フタが取れませんでした。
このため、リザーバと一体となっているブレーキレバーのクランプを緩めて、ブレーキレバーの角度を一時的に変えて避けました。
↓角度を変えたリザーバタンク
あとはリヤと同様に、マスターシリンダにて加圧しながら、バルブを開閉するのですが、同じようにはいきませんでした。
リヤブレーキの場合、ペダルとキャリパーがどちらも車体右側にあり、かつ距離が近いため、右手でブレーキペダルを押し下げつつ、左手でバルブの開閉ができました。
フロントブレーキは、ハンドル右側にマスターシリンダがあり、キャリパーは車体左側です。しかもフォークが長いため、一人でちょっと手をのばした程度では届きません。
そこで、タイヤチューブを輪切りしたものをブレーキレバーに巻き付け、以下のように交換しました。
車体左側に立ち、
- タイヤチューブにてブレーキレーバを加圧する。
- その状態でしゃがんでバルブを開けて、またすぐ閉める。
- 立ち上がる。
↓1.輪切りのチューブにブレーキを握ってもらう
↓2.バルブを開閉すると圧が抜けて握りこまれる
3.立ち上がる
↓1.輪切りのチューブにブレーキを握り直してもらう
↓2.バルブを開閉すると圧が抜けて握りこまれる
3.立ち上がる
あとは気がすむまで、この一連の作業を繰り返しながら、リザーバタンクに新しいフルードを補充するでござる。
数えてはいませんが、だいぶスクワットしたなぁ
排出したフルードは、前回のリヤが濃いめのウーロン茶色であったのに対し、今回のフロントは、古めのサラダオイル程度でした。
↓排出したブレーキフルード
フルードの交換には、今回も
KIJIMA ワンタッチオイルエアー抜きタンク <商品番号 105-305>
を使用しました。必要に応じ、手軽に排出タンクと排出チューブを負圧にできるため、非常に効率的です。
ブレーキに関する次の宿題は、変形していると思われるリヤのリザーブタンク交換と、リヤブレーキパッドの交換です。
ゆくゆくはフロントブレーキの2POT化を行うべく、新品のキャリパーを準備しているのですが、何故か1POT用のパッドがまだあと1セットあるので、、、だーいぶ先になりそうです。
フロントブレーキフルード交換時のメーター
メーター 16,364km 購入時 12,500km わたくし 3,864km めざせ5,000km!
以上