2014年9月14日日曜日

フロントブレーキフルード交換

KDX125SRのフロントブレーキフルード交換作業を実施しました。

フロントブレーキに関しては、前回のブレーキパッド交換以降、特にトラブルはありませんが、せっかく購入したフルードを未使用のまま劣化させるのも勿体ないので、今回交換を行いました。

話は脱線しますが、お盆に取り付けたUSB電源が捗っています。
ずいぶん前、ハンドル左側にスマホのホルダを取り付けましたが、やはりGPS等の機能を使用すると、すぐに電池が消耗し、困っていました。

↓スマホホルダ右下に設置したUSB電源
 

私のスマホは防水ではありませんので、雨天では利用できませんが、予備の電池を準備する必要が無くなり、非常に捗っています。取り付けの記事はコチラ

さてさてフロントブレーキのフルード交換。

交換後、フィーリングに特段変化は感じませんでしたが、交換時期を明確化できた事と、リヤとは異なる若干の苦労点を習得できたので、良かったです。


以下作業風景

まずはフロントブレーキのガードを取り外し、キャリパーの、ブリードバルブを確認します。 バルブ自体の構造はリヤと同じです。

↓フロントブレーキのガードを外す

↓フロントブレーキのブリードバルブ

ここに排出用のチューブを接続し、交換の準備をします。

次に、フロントマスターシリンダの、リザーバタンクのフタを開けます。

↓リザーブタンクのフタ

写真でも解るとおり、アクセルワイヤーと干渉し、フタが取れませんでした。
このため、リザーバと一体となっているブレーキレバーのクランプを緩めて、ブレーキレバーの角度を一時的に変えて避けました。

↓角度を変えたリザーバタンク

あとはリヤと同様に、マスターシリンダにて加圧しながら、バルブを開閉するのですが、同じようにはいきませんでした。

リヤブレーキの場合、ペダルとキャリパーがどちらも車体右側にあり、かつ距離が近いため、右手でブレーキペダルを押し下げつつ、左手でバルブの開閉ができました。

フロントブレーキは、ハンドル右側にマスターシリンダがあり、キャリパーは車体左側です。しかもフォークが長いため、一人でちょっと手をのばした程度では届きません。

そこで、タイヤチューブを輪切りしたものをブレーキレバーに巻き付け、以下のように交換しました。

車体左側に立ち、
  1. タイヤチューブにてブレーキレーバを加圧する。
  2. その状態でしゃがんでバルブを開けて、またすぐ閉める。
  3. 立ち上がる。
上記1~3を繰り返します。
↓1.輪切りのチューブにブレーキを握ってもらう

↓2.バルブを開閉すると圧が抜けて握りこまれる

3.立ち上がる

↓1.輪切りのチューブにブレーキを握り直してもらう

↓2.バルブを開閉すると圧が抜けて握りこまれる

3.立ち上がる


あとは気がすむまで、この一連の作業を繰り返しながら、リザーバタンクに新しいフルードを補充するでござる。

数えてはいませんが、だいぶスクワットしたなぁ

排出したフルードは、前回のリヤが濃いめのウーロン茶色であったのに対し、今回のフロントは、古めのサラダオイル程度でした。

↓排出したブレーキフルード

フルードの交換には、今回も

KIJIMA ワンタッチオイルエアー抜きタンク <商品番号 105-305>

を使用しました。必要に応じ、手軽に排出タンクと排出チューブを負圧にできるため、非常に効率的です。

ブレーキに関する次の宿題は、変形していると思われるリヤのリザーブタンク交換と、リヤブレーキパッドの交換です。

ゆくゆくはフロントブレーキの2POT化を行うべく、新品のキャリパーを準備しているのですが、何故か1POT用のパッドがまだあと1セットあるので、、、だーいぶ先になりそうです。


フロントブレーキフルード交換時のメーター
メーター 16,364km 購入時 12,500km わたくし 3,864km めざせ5,000km!

以上